検定終了後!

検定が終了し、待合室で待機の指示。
本当は、走ってその場から逃げたかったけど、あえてゆっくり歩いた。
(何故だろ?動揺を隠したかったのかな?)

途中で送迎バスの所にあの運転手のオジサンを発見!
思わず駆け寄った。
私 :『い、今、終わりましたぁ。』
オジ:『見てたよ。坂道で時間取っちゃってたなぁ。アイツ(教官)、チェックしてたゾ!ま、大きな失敗してなきゃ大丈夫じゃないか?』
私 :『そ、そうですかねぇ。で、でも、キンチョーしたー。』
(未だ緊張して身体が震える)
オジ:『細かいところは、分かんねぇけどさぁ。大失敗ないんだろ?だぁいじょーぶだよぉ。じゃーな。お疲れさん!』と笑顔で笑ってくれた。(オ、オジサーン;へ;)

私は、もう少しオジサンと話して緊張を解したかったけど、送迎バスの出発時間が過ぎてたらしい。
オジサン!ありがとー。

待合室に行くと、溢れんばかりの人!!
そっかー。4輪の仮免試験もあったんだっけ?
ガラス越しに見える。
やってる。やってる。
「みんな、頑張れ〜」
自分が終わってるから、人を応援する心の余裕が出てきたようだ。
でも、まだガクガクして頭痛もしてきた。知恵熱だ。
私って、極度の緊張をすると結構強めの頭痛が起こる。
頭、弱いみたい。

お天気もとっても良いし、ガラス張りの室内はサンルームのようでポッカポカ。。。
何もなければ、ウトウトしたいくらい。
でもでも、私は・・・結果待ちの身(オォー)
端っこの長椅子に腰掛けて、いろいろと振り返る。
スタートしてすぐの直線(30km/h必須)がスピードオーバーしちゃいないかなー?
オーバーすると20点減点って聞いてたし。。。心配。(自信ない)
そして、あ”〜、坂道発進!後ろブレーキが弱くって、後ろにワーって下がっちゃって、焦った気持ちを落ち着かせながら、やり直したけどアクセルが強すぎて、ブォーーンって凄い大きな音をだしちゃったし、モタついちゃったし・・・あれは減点だな。きっと。
後は、一時停止でグラついて何度か右足突いちゃったなー。
スラローム、自覚ないけどぶつけてないかなぁ?
最後の直線で脇道の目視もやってなーい。(あ”ぁ”ぁ”)
致命的な要因は無さそうだけど、でもでも、減点が多いと・・・
ビミョー。あ”−−。
ネガティブに。。。ガックン。はぁ。

遠くの出入り口から2番手の30才くらいの女性(2度目のチャレンジらしい)がやはり緊張の面持ちで戻ってきて、出入り口付近に座った。
彼女はどおだったかなぁ。。まぁ、一人にしておこー。
また、緊張が蘇る。あ”−。

そして、3番手の男性(4輪免許なしなので学科試験もある)も戻ってきた。
目が合ったので、会釈すると近づいてきて私の隣に座った。
私 :『お疲れ様でしたぁ。』
男性:『いやー。緊張しましたよぉ。大きなミスはしていないけど。。』

シーン。
二人とも下を向く。

その内ラストの40台後半女性(AT車)が淡々と近づいてきた。ちょっとコワイ。
私&男性:『お疲れ様でした。』
AT女性:『オツカレサマデシタ。あ”−つかれた。』
大きな声にビックリ!

シーン。

いきなり、
AT女性:『何か、最後に「クランクぶつけちゃったね」って言われちゃったー。ぶつけてないから、「ぶつけてません!」って言い返したけど。』
コ、コワイ。

私 :『あ、いやぁ、主張した者勝ちですよー。凄い機転!』
男性:『うんうん。』
AT女性:『だって自覚ないもん。』
強い!この気迫でAT女性の勝ち!

そして、シーン。

その内、4輪仮免試験受講者への基本が流れた。
ドキドキ。ハー。

シーン。沈黙。。

「普通二輪、卒業検定試験を受けた方は、○○教室へご集合下さい。」
放送が流れた。
ぅわー。ドキドキ。あーどうしようー・・・
大丈夫のような、そうでないような・・あ”〜。
席は沢山あるのに4人固まって座る。

試験官が入ってきた。ゥワッ!

試験官:『はい。皆さん、お疲れ様でした。    えーっとねー。皆さん、、、、、合格です。』

4人 :『ヒャー・やったー。よかったー

緊張の糸がプツリと切れた。
ホッとして皆、笑顔になった。

4人が一緒に合格できて良かったぁ。
私なんか、嬉しくて小躍りしちゃいそうだった。

試験官より、一人一人にコメント!
私は、やはり、右足を突く事を指摘された。「もう一回やったらどうしようか思った」と。
いやーん。良かったぁ。せんせーアリガトー。

その後、卒業証明書をもらい、今後の諸注意を聞いて解散!

この後、仕事だったのでダッシュで教習所を出た。電車に乗って即、相方さんにメールで報告。

今まで会社をベルサッサしてたから、仕事が溜まってるのだ。
これからは、心置きなく仕事が出来る。
それにしても本当に合格できて良かったよー。
後は、免許証の更新だー。
うひゃうひゃ。