卒検!!

今日は、ドキドキの卒検。
卒検には、ウォーミングアップもなく一発勝負なので、直前に自由練習を入れた。

今日は早く目覚めたが、昨日の緊張は感じられない。
既に緊張しきっちゃったのかな?
でも、教習所までの移動中は、あえて心穏やかになるようなメロディーを口ずさみ、決してハードなテンション上がるようなものは避けた。
口ずさんだのは、「Moon River」。昔の映画「ティファニーで朝食を」の曲ね。
バイクとは180度違うイメージだわね!

卒検前の自由練習に来たのは、私の他に40台くらいの男性一人。
バイクもいつも私がブッ倒しているバイクではなく、検定用のバイク(そんなモノが存在してたのね!)を貸してくれた。(教官!Thanks!)
アクセルもクラッチもブレーキもとってもよくきく!
ミラーまでも高そう☆

コースを回ってると、教官からいろんな指示!
もっと左回りは小さく!
ウィンカー出すのが遅いよー。
障害物を避けて通る時は、緩やかに走って、障害物からは遠く走る!中心線ギリギリを走るんだよー。
などなど。
今更、言われちゃった。
でも、有難い。
失格要因がなくても、原点総数が多すぎると失格だからね!


終了!

教官:『本当に落ち着いてね!とにかく、落ちない。転ばない。ぶつけない。踏まない(停止線など)。ね!』

バスのオジサンと同じ事を言ってる。
とにかく、落ち着きを持続させなきゃ。


卒検の受付まで40分くらいあるから、身体を温めてコースの復習で時間をつぶした。

そして、受付。
今日の受験者は、4名。
私の他は、さっきの自由練習の男性と30歳くらいの女性と40歳半ばの女性。
全員合格したい。

卒検前に小部屋に集められて、諸注意とコース発表。
全員2コース。
(やった。覚えやすいほうだ。)
そして、試験の順番。
私がトップバッターだった。
でも、良かったかも。人の走行を見たら緊張しちゃいそうだし、待っている間に身体が冷えちゃう!

そして、時間になり待機場所へ!
試験管が入室。
あっ!あの教官は・・・
そうです。まだ入所間もない時にお世話になり、その後、ちょっと慣れて走っていたら、『やービックリした。何処の誰かと思ったよー』と声をかけてくれた教官だった。
更にホッ!
この教官なら、背後から付いてこられても緊張の度合いが低い。LUCKY!

そして、試験開始!
乗車前から走行後の降車後のスタンド立てて、ハンドルを左にきるまでがチェックされる。

乗車前に背後確認。ハンドルを前にしてスタンドを払う。(ちょっと緊張して、もたつく)
また、背後確認し乗車。ミラーの位置を直し、クラッチ握ってキーをオン!エンジンをかける。
ギアをローに入れて、右ウィンカー。
また、背後確認し、発進!
後ろから試験管がついてくる。
2コーナーまわった後の直線は30km/h出さなきゃいけない。でもオーバーしたら、20点の減点だ。
慎重にブォーン!
その後、半周して坂道発進だ。
手前で速度を落としてサードからセカンドに落としておく。
ウィーン!停止!
いい場所に停止できた。(ホッ)
背後から「坂道発進したら、直進して停止。左折して半周してS字ね!」
ちゃんと指示してくれるから安心。
さぁ、坂道発進
落ち着いてぇ〜。
前ブレーキを離し、後ろブレーキを踏ん張って半クラ。。。
ウィーウィーン(音が変わってきた)
後ろブレーキを離す。
ところが、、、
ワーーー
後ろに下がった。(焦った。)
すかさず前後ブレーキ!
再度、チャレンジ!
今度は、上手くいったが、やはり動揺してアクセルが強すぎて、
ブオーン(凄い音が鳴り響く!)
信号で一時停止。
ラッキーだった。青信号に変わるまでに動揺を落ち着かせられる。
そして、青信号で背後、左右確認し直進して再度一時停止。(私の一番嫌いな場所のU字左折だ)
背後、左右確認して半クラで左足をケンケンしながら小さく回った。
上手くいった。
それから障害物を越えて(教官の教えどおりに障害物から遠くて、中心線ギリギリを通る)そして、S字。
S字に入ったら出口の後が右折なのでウィンカーを右に出しておく。S字出口付近で左右確認。右折して一時停止。
(また、嫌いな場所)そして、先ほどと同様に背後、左右確認して半クラでケンケン左折し障害物を越えて、今度は緩やかなU字の左折をし、坂道上り頂上で背後を確認しながら(次が右折してクランク)右ウィンカーを出す。
信号を左右確認しながら通過。
クランクに入る。
ドキドキドキ。
誰も停止している人はいないのに、失敗した時の事が頭によぎった。
出口に来て左ギリギリで停止。
(本当にギリギリでぶつけそうだった。)
よし!
背後から試験管が「そこを右折して急制動」の声。
私、『ハイッ!』
左右確認して発進。
速度を上げてサードへ。
コーナー2つ越えると急制動だ。

ブーーーンブーーーンブワーーーーー(40km/h)忍耐。ブレーッキ!
停止線手前で停止できた。ホー。
試験管:『じゃ、この後、踏み切り渡ってスラローム平均台ね!』
私  :『ハイッ!行きます!』
まず、踏み切り手前でローに落として左折後、すぐに停止!
左右確認し、ローで一気に線路通過!
見遠しの悪い出口なので、身を前に出しつつ左右確認し、左折。
速度を上げてサードまで入れる。
スラロームが近づいてきた。少し減速して進入。
入ってしまったら、もうぶつけない事だけを考えて通過。
よし!ぶつけなかったゾ!(TIMEは知らん)
平均台手前で一時停止。
深呼吸。(さぁ、クライマックス!)
背後を確認し、ちょっと強めの半クラ
ウィーン。
台に乗った。
後ろブレーキでちょっと減速。(今までにいろんな人からの諸注意が頭の中をめぐる)クラッチとアクセルを微妙に操作し、ハンドルは左右にこれまた微妙に動かす。
台の最後が見えてきた。おーし、そのまま。そのまま。。。
成功。ホー。
(この平均台走行時、凄い形相だったに違いないと思う。たぶん。)

後は、約一周回って、左折し信号通過して停止。
ニュートラルにし、エンジン切って、前ブレーキかけながら、背後確認してから降りる。
ハンドルを前にして、サイドスタンドをだし、ハンドルを左にきって終了!

試験管:『はい。○○さん(私の名前)お疲れ様でした。じゃ、2階で待機してて。』
私  :『はい。有難うございました。』

後の3名にも、お先に失礼します!とカチカチなご挨拶をしてその場を立ち去った。
ド緊張。ガチガチに身体が硬くなってた。

でも、とにかく大きな失敗はなく終了!
細かい事を言えばいろいろあるけど。。。

とにかく、とにかく終わった。


そして。。。